足球小将若林は翼に告げる。俺と勝負したければ、修哲小のサッカー部員を10人抜いてゴールまでたどり着くことだと。翼は難なくクリアし、若林の待つゴールをめざす。意地と意地がぶつかりあい、もつれあう二人。ついに若林はポストに激突し、流血するのだった。「おまえの挑戦は対抗戦で受けてやる!」対抗戦とは南葛小と修哲小との間で行なわれている伝統行事で、各クラブ活動の試合を一日かけて行うというもの。翼を南葛の生徒だと勘違いした若林は、対抗戦での試合で翼が1点取れば自分の負けを認めるというのだ。困惑する翼の前に現れたのは、ブラジル代表のCF・ロベルト本郷。大空家に居候することになったロベルトは、転校先で悩む翼に対して、助言を与える。はたして翼が選ぶ道とは……!?