うつのみや理宇都宫理、宇都宮理、宇都宮智、宇都宮さとる、うつのみや理、うつのみやさとる、Utsunomiya Satoru愛媛県松山市出身。
テレコム・アニメーションフィルムでアニメーションを学び、
氏がキャラクターデザイン・作画監督を務めた「御先祖様万々歳!」は業界内で一大センセーションを巻き起こした
「御先祖様~」では、それまでリアル系だと信じられてきたアニメートを覆す結果となった
それまでのアニメは中割りの多さでリアルな動きを表現してきたが、「御先祖様~」ではコマ数によるタイミング操作を行い、中割り枚数を必要とせずリアルな動きを可能にさせた
その他にも
・シャッタースピードによる物体のブレを、お化け(この場合はスカッシュ)で再現
・影を、従来のキャラクターのディティールを強調させるためだけのものにせず、光源を意識してキャラクター全体を覆うように描写する
など、それまでのアニメではほとんど使われなかった手法、発想を多く取り入れた。
「御先祖様~」は当時のアニメーター達にとって衝撃であり、多大な影響を及ぼした。
それは通称「御先祖様ショック」と呼ばれ、それ以後はトップアニメーター達によるこの道の模索、模倣が始まった。
90年代以降のアニメートに革新を起こしたのは、磯光雄とうつのみや理の2名によるものだと言っても過言ではない。
独特な絵柄の為か、氏の仕事は好き嫌いレベルでの評価の二分が激しいが、 アニメートする能力は業界内でもトップクラスである事は間違い無い。
長らく「夢みる機械」に参加していたが、同作品の凍結で残念ながら日の目を見ることはなくなってしまった。
3DCG会社の株式会社イルカを退社してからは、古巣のテレコムでの活躍が多い。...展开