哆啦A梦野球の試合で、満塁のチャンスにまさかのホームランを打つのび太。さらに、相手チームが打ったボールをみごとにキャッチし、みんなから絶賛され、得意顔になるのび太だったが、実はドラえもんにたのみこんで、現実に起こることをビデオのように操作することができる『現実ビデオ化機』を出してもらったのだった。
そのため、実際には何百回も空ぶりをくりかえしていたのだが、そのたびに現実ビデオ化機を巻きもどして、ようやくホームランを打てたというからくりだった…。
試合後、活やくしたことをしずかにほめられたのび太は、ふたたび現実ビデオ化機を使って、何度もしずかにほめてもらい、大満足で家へと帰る。そして、ドラえもんから現実ビデオ化機を返してほしいと言われたのび太は、あることを思いつき…!?