哆啦A梦人気の尾の島海水浴場に行こうとみんなをさそうスネ夫。また自分だけさそわれないと思ったのび太だったが、スネ夫は、「一人だけ泳げなくてさぞつまらないだろうけど、ぜひ砂遊びにいらっしゃい」と声をかけてくる。
バカにされてくやしいのび太は、しずかと泳ぎたい、でも泳げないからはずかしい、同じ海水浴場に行きたい…とドラえもんの前で声をあらげる。自分でもむちゃなことだとわかってると落ちこむのび太を見て、さすがにかわいそうになるドラえもん。
そして、考えた末に、『どこでもドア』で宇宙に出ると、『静止衛星』と『電送ポンプ』を取り出す。まずは電送ポンプで尾の島の海水をすい上げ、静止衛星を芯にして、球体が移動しないように固定し、水の星を作るドラえもん。さらに、砂もすい上げて砂浜を作り、空気で星をつつんで完成させると、のび太をこの星に連れて行く。
ちょうど尾の島海水浴場の上にうかぶこの星からは、海水浴場にいるしずかたちが見え、さらに重力の関係で海水にうかぶことができたのび太は、大よろこびで泳ぎ回るが…!?